katakuruの日記

しゃべり下手のおじさんが、太らない習慣を手に入れた方法を干からびるまで絞り出します。たまに育児を筆頭にした雑感も愛を持って書きます。

カロリーゼロ理論についての考察

概要

首題の理論とは、お笑い芸人サンドウィッチマンの伊達氏によって提唱されたもので、肥満体の人間として高カロリー食を口にする罪悪感を払拭するため、それがゼロカロリーであるとの論理を無理矢理に展開するというギャグである。

 


例として、

  • カステラは潰せばゼロカロリー
  • カロリーは熱に弱いから熱を通したものはゼロカロリー
  • アイスは冷たくしてるからゼロカロリー
  • ドーナツは形がゼロだからゼロカロリー


といったものである。

  

かなり狙ったボケをしている形になっているが、他のキャストにツッコまれる必要なく笑いが起きる。おそらく受け手側の「そんなことだから太るんだよ」という心の中のツッコミによって笑いは成立している。

 

 

人を惹きつける背景と技術

笑いが起こっているとき、視聴者の頭の中では不健康な食事の罪悪感を振り払うべく自分に言い聞かせた経験を、瞬時に呼び起こされているのではと私は考えている。

つまり受け手の経験の延長線上の日常の事象をひねった方法論なのである。

 仮にこのギャグが日常の延長上になく、常識を振り切った発想のものだったとしても、おそらく伊達氏のキャラクターも手伝って充分な笑いが起きるだろうが、やはりギャグとしては長持ちはしまい。

 このギャグの特長として、第三者も使いやすいことも挙げられる。ある程度肥えた見た目の人で独自のゼロカロリー説を持っていれば笑いを起こしやすいのだ。

 
こういった意味で、カロリーゼロ理論は心の中でツッコみやすい明らかなボケが、記憶の隅をくすぐられた郷愁感によって色付けられた、秀逸なギャグパッケージであり、誇張されたあるあるネタでもある。

 

これが自然と受け入れられるギャグとなり得たのは伊達氏の人気やキャラクターバランス、無知を装う演技の質の高さ、ひいてはこのギャグへの会話の流れを整え周りを聞く耳に変えるトークテクニック、さらにギャグの畳み掛けを起こしやすく、爆発的な笑いに発展させやすいためパッケージングも容易、といった様々な要素によるだろうが、受け手側にも最大といっても過言ではない大きな要点がある。

 

 

日本人の心理との関係

 

その要点とは、自分の好きな食べ物は体に悪くないと根拠なく信じたい心理が日本人に理解できることである。

 このため無意識にギャグに心を開いて聞いてしまう、つまり日本人全体が、聞く耳が整っていると言える。

 

仮にアメリカ人などの、肥満こそ通常であり健康志向が一般に浸透していない人たちを受け手としてこのギャグを放ったらどうだろうか。

 
健康習慣の話題が平常から無いのだから、笑いの起き方はかなり縮小されるだろうというのは想像にたやすい。

これは、いかに日本人が健康意識を崇高でかつ身近なものと位置付けているかを物語ってはいないだろうか。

 


ただ同時に日本人にとっていかに健康習慣が欲しくても手に入れられないものであるのも表現してしまっていると言える。

 

 

まとめ

  • 多分そんなつもりはない。

 

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