katakuruの日記

しゃべり下手のおじさんが、太らない習慣を手に入れた方法を干からびるまで絞り出します。たまに育児を筆頭にした雑感も愛を持って書きます。

水ダウに見た罪の常習化のテンプレ

最初は一回きりのつもりだった。一回手を染めると二回目に手を掛けることの罪悪感は極端に薄くなり、三回目に罪は肥大化し、頻度と重責度は雪だるま式に増す。犯罪の常習化の典型である。

 

水曜日のダウンタウンは攻めた企画が多いが、我々に罪悪感の何たるかを思い出させてくれることがある。かなり前に放送されたものであるが私にとっては記憶に新しい。

 

 

 

水曜日のダウンタウン「一週間生活、目を離したら他のもの食べちゃうんじゃないか説」を検証を検証 

無表情のお茶の間

バイきんぐ西村氏、ジャングルポケットおたけ氏、カラテカ矢部氏を実験(ドッキリ)対象とし一週間の食品を強く制限し、スタッフの目を離した隙に制限外の食品を食べてしまわないか観察するものだ。

 


もっとも興味深い結果になったのはバイキング西村氏である。川で採れたものだけで一週間過ごすという制限が彼に充てられたのだが、冷静に見て達成はかなりの難易度だと思われる。ペットボトルの水だけはクーラーボックスから取って飲んで良いとされるが、中には揺さぶりのためのアイスやバナナが混じっている。

 

初めは西村氏にもしっかり良心があった。間違いなく目に入っただろうが、水だけを取り出しクーラーボックスは閉めた。

しかしアイスが気になった彼はまたクーラーボックスを開け、キョロキョロと辺りを見回しながらガリガリ君を平らげてしまった。

休憩としてロケバス内に一旦入るがそこで目に入ったおにぎりなどを「めっちゃあるじゃん。喰っちまおう。」と独り言を言い食べてしまった。

最初は川で採れたものだけで過ごすルールの中で行動し、たとえルールを逸脱するとしても心の痛みはあったのに、ものの数時間で誰のか分からないものを盗んで食べるようになった。さらに彼からしたら赤の他人という認識であるはずの仕掛け人のバーベキュー肉を勝手に盗んで食うという、窃盗まがいのことにまで手を染めるようになってしまった。手口はどんどん大胆になっていくのが分かった。

偽の一週間のサバイバル企画だったが1日足らずで結果は出てしまった。

 


ジャンポケおたけ氏は、トマトだけで一週間過ごすものであった。トマトは調理しても良いルールなので難易度は易しいほうだと思う。そのため、罠としてお菓子やアイスなどを目につくところに置いておいてもおたけ氏は順当に誘惑をつっぱねていく。とはいえ、一人で調理するシーンなどは定点で撮られていることは本人も分かっているはずで、企画中の楽屋などでも神経を研ぎ澄ませているだろうからその場で食べ物の誘惑に勝つことはなんら見上げたものでもない。そこに来てダイエットと銘打っている企画であれば、結果に響かせる訳にいかないという使命感もあり、企画は意地でも順当に継続することを選ぶはずである。

しかし、挑戦も残り数日になって地方のライブ打ち上げ時にのどぐろの煮付けのようなものの誘惑についに負けてしまった。経緯はこうだ。

 

のどぐろの煮汁にトマトを浮かべ、トマトを食べた。

その流れで一口煮汁をすすった。

タガが外れたのか急にのどぐろを掻き込んで食べてしまった。

 

この二者の様子を見て共通点を見た。

 

  1. 罪は初めはセーフかアウトかギリギリのところを狙って犯される。とはいえアウトである。
  2. その際、自分でもアウトであることが分かっている
  3. この時点でそれまで守ってきたルールに価値がなくなっている
  4. 一旦タガが外れた本人が次に犯す罪は大胆になる

 

犯罪がエスカレートしていき常習化するまでの心の動きが凝縮されて、水曜日の夜にお茶の間に流れたのだ。

 

この企画は引っかかること店が多いのも事実で

この企画は引っかかることが多いのも事実

この企画はヤラセなのか?

またこの企画に対して少し引っかかることがもう一つある。

これを言ってしまうと話がブレてしまうのだが、この企画にヤラセっぽい雰囲気を感じてしまったのだ。これは私だけではないと思う。

 


おたけ氏も西村氏も、独り言がデカすぎる。まあギリギリおたけ氏の独り言は説明がつく。彼の独り言は結局トマト以外のものを我慢する道筋の中にあるため、「どこかで見ているかも知れないスタッフ」に聞こえるように発されていると考えられるからである。

しかし西村氏は独り言を放った上でロケバスのおにぎりを食べてしまう。これはヤラセか単純に独り言がデカイ人なのかどちらかである。

念のため言うが「ヤラセじゃなくて演出」論もノーサンキューである。演技が下手(だとして)でヤラセに見えたら演出としても失敗なのだから。

 

しかし西村氏もおたけ氏も元々演技の腕は悪くない。これがヤラセだとすると、独り言の演技が彼らとしたことが下手過ぎるし、その割にネタバラシしたときの演技が最上級に上手すぎる。全てがバレたときの苦笑いと照れ笑いと焦りが混じった表情を演技で出せたとしたら相当な技術である。おたけ氏にも同じように言える。

 

この企画によって西村氏は相当クズ扱いを受けたようである。バレなきゃOKのハードルを軽く超えてしまい、最後に犯した罪は本人の意識上は一線を超えているからである。さらにネタバラシ後の「ずりー!」という発言も責任転嫁の常習の証であり人としての未熟さを露呈している。

しかしおたけ氏も前半の日常シーンや楽屋などは、ルール逸脱こそしなかったとはいえバレなきゃOK意識がなかったとは判断できない。見られている意識があったからだ。

 そしてやはり見逃せないのが、ダイエットの検証と聞かされているのにたった一週間も守れないのか、ということだ。

 

仕事をなんだと思っている 

彼らは芸能人としての驕りがあるだ。彼らが芸能人だからその検証企画の仕事が舞い込んだのである。同条件の一般人や他のタレントとは差別化され付加価値を見出されて仕事が入るのであり、他に流れることもあり得た仕事を成し遂げられないのなら、潔く断って他に譲らなければならないところである。彼らの普段の仕事ぶりは知らないが、この一件で仕事への不真面目さとか失うもののなさとかを感じ、これまでもポンコツ扱いをされていたのも納得でき、相方の苦悩を察して心痛い。

 

かなり脱線した。

 

まとめ

罪と距離を取ることを意識していないといつのまにか犯罪の中にいて常習犯になっているかも知れない。これが日常の中に潜んでいるに違いないことはテレビの中で展開された通りである。

そして、健常な頃に抱いていた罪悪感は、そこに溺れている人にはもう思い出せない。

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ココナラ